2015年

7月

20日

セラヴィの水琴窟をご存知ですか?

『ちいさなホテルセラヴィ』には、水琴窟があります。まずは、その画像をご覧あれ!

水琴窟とは

水琴窟とは、日本独特の音響装置です。江戸時代に庭園の設備として用いられるようになり、明治時代にはとても盛んに作られたと言われていますが、現代では廃れてしまい、今となってはとても貴重なものです。<br />地中に作った空洞の中で水滴を落下させ、その際に発する音を反響させて楽しむものです。琴の音に似ていることから、「水琴窟」と呼ばれています。

歴史

安土桃山時代に生まれた小堀政一(こもりまさかず)は、建築家・庭園家で、晩年は近江小室藩初代藩主となる人物です。18歳の時に水琴窟の構造と仕組みを思い立ち、古田重然(ふるたしげてる:茶人)を驚かせたという逸話が、『桜山一有筆記』に、「洞水門、摺鉢水門は遠州より初まりし事也」と記されている

構造

セラヴィの水琴窟は、直径1m程のカメを地面に埋めて作られている一般的なものだ。詳しくはウィキペディアから引用しよう。

多くの場合、空洞は瓶を逆さにして地中に埋めることによって作りだされる。空洞の形状には吊鐘形(円柱形、上部は半球形)、銅壺形(角柱形、上部は水平もしくは若干反った形)、龕灯形(円柱形、上部はが大きく反った形)がある。底部は丸小石、割石、煉瓦、瓦などによって造られる。滴音の反響を大きくするには底部に水を溜める工夫をする必要がある。空洞の上部には水を落とし、さらに音を空洞の外部に漏らすための縦穴をあける。水が空洞の壁を伝って流れ落ちないようにするため、縦穴の下端には水切りを用意する必要がある縦穴の上部は方形または円形かつすり鉢状に整形される。この部分は流れ落ちる水の量および勢いが必要以上のものとなることを防ぐための堤防の機能をもち、滴音が一定に保たれる。

伝統的な水琴窟は茶室前の蹲踞(つくばい)に併設されることが多い。空洞の中に溜まる水の量を一定に保つ(溜まり過ぎた水を排出する)ため、底には排水管が設けられる。瓶を使用する場合、その底(空洞の頂上部)には穴が開けられ、地上から水を導くための管が取り付けられる。

セラヴィの水琴窟の奏でる音を聴きにいらしてくださいね。